こんにちは、aQuinです。

2015年、コピーライティングの勉強をしていた頃、
ある方のFX教材のセールスレターを書かせてもらう縁がありました。

その方は、毎月ポンド円だけのトレードで500万円ほど稼ぐトレーダーでした。

セールスレターを書く関係で、
実際のエントリーの様子を見せてもらう機会があったのですが、
そこで驚いたことがあります。

損切りが近くても遠くても、いつも同じ100万通貨で入っていました。

「SL幅によってロット、変えないんですか」と聞くと、
返ってきたのはこうです。

「どうせ勝つから、面倒なんですよ」

私が知る中で、これほどロットに無頓着な人は他にいません。


「じゃあ、気にしなくていいのか」

一瞬、そう思いました。

でも、話はそう単純ではありません。

理由を聞いていくと、答えはもう一つありました。

「損切り幅は、最大でも35〜40pipsくらいでしょうか」

15pipsの日もあれば、20pipsの日もある。
ただ、50pipsになるような場面では、そもそもエントリーしない。

つまりこの人は、ロットを固定する代わりに、
損切り幅の方に上限を設けていました。

「SL幅に合わせてロットを計算する」のではなく、
「SL幅が一定の範囲を超える場面は、最初から選ばない」。

順番が逆なだけで、
1回あたりのリスクは、結果的にある範囲に収まります。

「教材にはこんなこと書けないし、ダメですよね、ごめんなさい」

なぜ私に謝るのでしょう(笑)


それは、崩れているのではなく、崩しています

ここで、言い方を正確にしておきたいことがあります。

月500万円トレーダーの「固定」には、
そもそも判断する場面がありません。

SL幅を先に絞り込んでいるので、
「今回のロットをどうするか」を考える必要自体が発生しないのです。

多くの人は、そこが違います。
普段のロットは決めていても、判断する場面そのものは残っています。
そしてその場面で、自分でルールを破ります。

「これは勝てそうな予感がする」

根拠のない予感でトレーダーから占い師にジョブチェンジ。
ロットを大きく上げます。

経済指標で相場が大きく動いている最中に、
根拠のない大きめロットを張り、今度は祈祷師へジョブチェンジ。
必死のお祈り開始です。

占い師にも祈祷師にもならずに済む一番の方法は、
判断する場面そのものを、先になくしてしまうことです。

損切り幅が10pipsの時と100pipsの時で同じロットを張れば、
リスクは10倍違います。

あなたが今張っているロットは、決めたルール通りでしょうか。
それとも、占い師か祈祷師が決めたものでしょうか。


私たちがロットを気にしなければいけない、本当の理由

「損切りを先に決めて、ロットを後から合わせる」

これが基本の順番です。

許容できる損失額を決めて、
損切りラインまでの値幅を測って、
損失額を値幅で割ってロットを出す。

理屈は単純ですが、
これを毎回、エントリーのたびに手計算するのは現実的ではありません。

1pipsが何円か、通貨ペアごとに調べ直す。
証拠金が変わるたびに、また計算し直す。

冒頭の人のように「SL幅を絞り込む選球眼」を持たない私たちにとって、
この手間は、いずれ計算をサボる原因になります。


計算を、仕組みに任せるという選択

サボる原因が「手計算の手間」なら、
手計算そのものをやめるのが一番の対策です。

そこで使っているのが、Fund Manager PROです。

▼ Fund Manager PRO

Fund Manager PROの操作パネル。SL・TPラインの設置や決済がボタンひとつでできる

実際の操作パネルは、こういう見た目です。

「全決済」「売りポジ決済」「買いポジ決済」のように、
やりたいことがそのままボタンの名前になっているので、
説明書を読まなくても、見ればだいたい何が起きるか分かります。

ロットは、リスク許容度から自動で計算されます。
SL・TPは、チャート上でドラッグして設定するだけです。

「損切りを先に決めて、ロットを後から合わせる」という順番を、
毎回手計算せずに実行できます。

さらに、SLを置かないとエントリーできない設定にもできます。

冒頭で書いた「判断する場面そのものを、先になくしてしまう」を、
今度は道具の側から強制する形です。

ロットの計算だけでなく、
損切りを置き忘れる・見なかったことにするという選択肢自体を、なくします。

ポジションの状況は今日・今週・今月・今年の損益でいつでも確認できるので、
「勝った日の判断」と「負けた日の判断」を、後から見比べることもできます。

先に断っておくと、
このツールを使っても、次500万円を稼ぐような選球眼が身につくわけではありません。

エントリーする場面を絞り込む目は、経験でしか磨かれません。
それは道具では埋まりません。

ただ、根拠のない例外でロットを崩していた部分を、「根拠のある数字」に変えることはできます。

MT4・MT5どちらにも対応しています。


次のエントリーで、ロットを決める前に、
まず損切りラインを先に引いてみてください。

その値幅から出てくるロットと、
あなたが今使っているロットは、同じ数字でしょうか。

違っていたら、そこに理由があります。

▼ Fund Manager PRO

資金管理の基本的な考え方は想定以上に資金が減る原因にも書いています。